『SAILORS』大公開!!!

この度、田中ゼミ2期生が全身全霊で作成した冊子『SAILORS』を公開します!!

「多くの学生に見てもらいたい」という気持ちから、山梨県内の3大学・5高校に配布をさせていただきましたが、「もっともっと多くの人に届けたい」という思いから、Web公開いたします!(写真は甲府第一高校様に冊子をお渡しした時の様子)

 

こちらのURLからどうぞ:https://drive.google.com/file/d/1THf8UayEtJNhOojktW2NIjQs9Aa9l_Jw/view

 

 

以下、私たちからのごあいさつです。

 

この冊子は、「山梨で活躍している人の生き方をまとめた冊子を作り、県内の学生に広めたい!」という気持ちから、山梨大学生命環境学部3年生が作成したものです。

この冊子の1番の目的は、学生の進路の選択肢を増やすことです。

昨今、地方における若者の都市部への流出が問題となっており、山梨県も例外ではありません。山梨県出身の私たち自身、高校を卒業して山梨大学に進学しましたが、入学当初は、「山梨で生きる未来」というビジョンが全く持てないでいました。「公務員」や「医者」、「先生」など、目に見える職業以外にどんな生き方があるのか分からなかったのです。漠然と「将来は東京に出たほうが活躍できるのではないか」という思いもありました。

しかし、ゼミ活動などを通じて、県内で働く方々のお話を伺っていく中で、県内でも様々な働き方があることを知り、自分たちが思っている以上に山梨県内での将来の選択肢の幅が広いことに気が付きました。この経験を伝えることで、多くの学生が無意識に捨ててしまっている「山梨で働く将来像」も選択肢の一つに加えてもらい、より多くの可能性を吟味してほしいという思いで、この冊子を作りました。

従来の就職支援誌というと、就活に関する情報が主であり、また企業に焦点をあてたものは企業の情報や宣伝も含まれており、企業本位になっているものも目に付きます。わたしたちが行うのは、山梨県内の社会人の働き方・生き方を紹介するものであり、企業というよりそこで働く人に焦点を当てたものとなっています。また、実際に学生の立場で知りたいと思っている情報を載せることで、「学生のための」情報にできるのではないかと考えています。

 

 この冊子は決して「山梨で生きる」ことを勧めるものでも、「東京に出る」ことを否定するものでもありません。山梨でも活躍できることを知ってもらったうえで「じゃあ自分はどうするか?」と進路を考えるきっかけにしてもらえればと思います。

 

山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科 田中敦ゼミ 3年生(2期生)一同